で、「アマゾン殺し」の疑問なのだが。
技術的な疑問。ネット関係は門外漢なので、間違っていたら指摘お願いしたい。
アマゾン殺しは
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/redirect?path=ASIN/xx&tag=xx
というリンクを無効にして、直接商品のページに飛ばすもの。
これに対し一旦自分のサイト内のとあるディレクトリ(たとえば /test)にリンクを貼る。
<a href="test/index.html" name="amazletlink" target="_blank"> <img src="/amazon/xxx.jpg" hspace="2" alt="xxx" border="1" /> </A>
そして.htaccessに
Redirect permanent /test/ http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/redirect?path=ASIN/xx&tag=xx
と書く。
このとき、/test/はサーバーのルートからの絶対パスで書くことを忘れなく。
そして、/amaxon/xxx.jpgをクリックすると、.htaccess経由でアマゾンにつながる。
この状態ではアマゾン殺しが発動していないように見えてしまう。
これは、ポップアップが出ないだけでちゃんと無効になっているのだろうか?
少し不安になっている。
アフィリエイトは滅びんよ
個人サイトで通販サイトの商品を紹介すると購入金額から
紹介した個人サイトにキャッシュバックが入るという仕組みがある。
その仕組みをアフィリエイト(Affiliate)と呼ぶ。
大手の書店サイト「アマゾン」ではかなり以前からこのアフィリエイトを使って販促を行っており、
効用はあるように見られる。
このアフィリエイトの仕組みは、個人サイトの運営の励みとしておおむね好感を持って迎えられていた。
しかし2006年6月頃、とある個人サイト作成者の「アフィうめぇwww」に代表される発言が
大手掲示板サイト2chにて問題となった。
問題とされたのは、この個人サイト運営者が人を見下した発言などをしたことによるモラル性。
同時に、アフィリエイトで儲ける仕組みが組織立っていたことも疑問視された。*1
それ以降アフィリエイトをも毛嫌いする意見もよく見られるようになる。
このような中、βえんどるふぃんさんの作成した「アマゾン殺し」というソフトが話題になっている。
アマゾン殺しは、「誰から紹介されたか」という情報を消すことで、アフィリエイトを無効にする。
このソフトは今までの流れから、「望まれていたソフトだ」と歓迎される一方で、反論も出ている。
このソフト(アマゾン殺し)が、悪意のみで作られていて、誰にも何ももたらさない
(中略)
「アマゾン殺し」的発想は、アマゾンのみならず、
インターネット文化自体を腐らせる危険思想です。
ウィルスはシステムを破壊するのみですが、思想は文化を破壊します。
と酷評している。
そのように、「アマゾン殺し」の評価は分かれているが、このような対立は今に始まったわけではない。
nekonekoさんが指摘するように、
昔は無料ニュースサイトの広告をカットしようとした試みもあった。
ビデオのCMカット機能も同様に問題視されてきたことも記憶に新しい。*2
これらの問題は微妙に異なるが、
商業の成り立ちの否定と肯定が入り混じっていることという意味では同じである。
そして、それらはそれぞれの立場で正当性を説明することができる。
ただ、この「アマゾン殺し」がアフィリエイトを大きく変えることは無いと考える。
インストールする人間は、先の某サイトの管理人達と2chの悶着を知り、不快感を持った人が殆どだろう。
その人たちの多くは既に自主的にアフィリエイトを避けており、
それが簡単にできるようになるからインストールするに過ぎない。*3
その他の大多数にとっては、どうでも良い話なのだ。
「どうしてわざわざ『アマゾン殺し』をインストールしなくてはいけないのか?」
そう聞かれるのが関の山だ。
従って商業主義に乗った文化を壊すことは無いだろう。
同様に、インストールする面々を安直に非難するべきものではない。
「アマゾン殺し」を入れることは菜食主義を選ぶことと大差ないと考えるからだ。
その生き方を非難することもインターネットの文化としては懐が狭い気がする。
「アマゾン殺し」を入れることは制限された生活を意味する。
まさか、「アマゾン殺し」で全てのアフィリエイトを受け付けないようにしている人間が、
自分のサイトにアフィリエイトの設定をするとは思えない。
菜食主義者が肉屋を営むだろうか?
といいつつ、菜食主義の肉屋を見つける手段も無いのが問題といえば問題であろう。*4
どちらにしても、様々な生き方に対応したツールの登場は当然。
このようなツールの登場で、アフィ関係者はおどおどしても始まらない。
登場してしまった以上、無くなることは無いからだ。*5
これがセキュリティーツールの一環として設定できるようになれば話は変わるだろうが、
今のところ、使う使わないは個人の自由。同じく主張も自由。それ以上も以下も無い。
私は、アマゾン殺しを入れた。そうある以上、このサイト上で商業は行う気は無い。*6
めったなことで更新しないダメな管理人ではあるけれどポリシーは通したい。
↓の記事でアマゾン殺しの挙動について疑問がある。
どなたかご存知であったらご説明願いたい。
8
うーむ、本当にいじっていないなぁ。
というのも、コミュニティー自身が全然活発ではない。・・・それも語弊がある。
同じような質問ばかりで全く面白い話が出てこないから。
news購読しているんだったら過去ログぐらい見ろ!って言うような内容の質問ばかり。
ここ数ヶ月の最大の話題は3.1が6月末にout予定のこと。後述するが余り魅力が無い。
売りのPlug-inもRedirection, http://www.zylin.com/embeddedcdt.htmlぐらいか。
流行らない理由は山ほどあるのも問題だろう。
何しろキラーらしい機能が無い。最上さんのhttp://homepage3.nifty.com/mogami/diary/d0606.html#14t1:Titleに書かれた『技術の屍臭』ってやつがぷんぷんしてくる。
設定もめんどくさい。環境を作ろうとすると、http://met.dnsalias.net:1111/howto/cdt/とか眺めないとならず、ホントにめんどくさい。
Win上だったらVisual Studio 2005 にどうしても目が行ってしまうのも問題。
古株の人にとっては、JAVAと同じ環境であることなんてCプログラマーにとっては全く価値は無いだろうしね。
もう一つはWebサイトが面白くない。Joomla Content Management System (CMS) - try it for free!とか見習ってもらいたいものだ。
さて、そろそろ3.1.xの変更点でも見ようか。詳しくは→CDT/planning/3.1 - Eclipsepedia。
一番の特徴はデバッガ関係のパワーアップ。
実際、現在のデバッグ環境は最悪だ。
私の環境では、RAMのVIEWを開くたびにERRORが出ていちいちタブを移動しなくてはならないなど、最低レベルをはるかに下回っている。正直、新しい機能を入れるよりもそちらを何とかしてもらいたいくらい。
そのデバッグ環境がパワーアップするのが3.1.xだと。
例えば、デバッグ関数が非同期型になるらしい。これで煩わしい待ち時間も減るのか?
また、デバッグ情報のアップデートも効率的になるそうだ。そうだそうだ。ちゃんとprintf()が動かないというクレームに、バッファサイズを変えろという担当者の見当違いの回答を見る度に頭を抱えていた。「統合環境としての役目を果たしてない」ってみんな言っているんだよ。あれがちゃんと治ってくれるなら、少しは見直しても良い良い良い。
それから、プロジェクトファイルの変更がありそうだ。これも使いづらかった・・・まぁ、深くは語るまい。
物が出来て差を説明した方が早いから。
後、newsで見かけたものとしては、WindowsにインストールしているCygwinのパスを探してくれるようになるらしい。今までは、Eclipse起動時にCygwinのPathを追加するか、環境変数に追加するかしかなかった。ヘタレ度MAXの人間はこれでやる気が出なかったわけだから、少しは進歩したのだろう。
INDEXERもなにやら手を入れるらしいが、ワクワクはしなかった。だって遅すぎて使わないんだもん。
しっかし、このブログを見ると誰もCDT使わないだろうねぇ。
CDTの今後に期待して良いやら悪いやら。Newsだけは追っておくか...
空気読めについての8人種
久しぶりにfromdusktildawnさんのトラバ
「おまえも空気の奴隷になれ」って?「空気読め」の扱い方次第で人生台無し
思った以上にコミュニケーションというのは旬のようだったので、
彼のまとめた「空気読めについての7人種」に「空気の押し売り」を加えて8人種にして表を作成してみました。(ちょっと遅い反応ですが)
個人中心 | ケースxケース | 集団中心 | |
---|---|---|---|
能動的 | 5)ファイター | 4)操縦者 | 1')空気の押し売り |
受動的 | 6)隠遁者 | 3)サーファー | 1)空気の奴隷 |
感じない | 2)外してる奴 | 7)逃亡者 |
横軸は「イニシアティブが何にあるか」を表している。
「個人中心」の人は、個人の信念を集団よりも選んでしまう人。
「集団中心」の人は自分の考えがあったとしても、それを捨ててしまう人のこと。
「ケースxケース」は時と場合によって切り替える人のこと。
縦軸は「空気の対応方法」を表している。
「能動的」は、他人に影響を与えて空気を変えたり、同調させようとする人。
「受動的」は、自分の身を守ることを第一にして考える人。
「感じない」は、自分の身を守れないのに受動的にもなれない人。
空気の押し売りとは、彼の言葉を借りると
「ぐわははは。オレ様のように空気を読む力のない貴様は、劣った人間なのだ!
空気の読めるオレ様は優れた人間なのだ!偉大なのだぁ!」
とのたまう人。fromdusktildawnさんは空気の奴隷と言っていたけど、
こんな奴が「奴隷」なんて地位にいるとは思えない。
かといって王様でもない。
と、考えると「押し売り」というのが妥当な線じゃないだろうか。
経験上、「押し売り」は空気を神様のようにあがめている狂信者が多いような気がするんだよなぁ。
悪意が無いだけに、余計たちが悪い・・・本人は正義だと信じてるだろうし。
最後だけど、私がこの話で一番気になっていることは、ルサンチマンという言葉が使われなかったこと。その種明かしがあればうれしい限りだ。
7
久しぶりにEclipseをいじった。
すると、デバッグでグローバル変数が取れない(--;
もしかしてMicrosoft Visual C++ ToolkitやMicrosoft Visual Studio .NETを入れたからだろうか。
4 - edo13thの日記で書いたことももちろん効かない。
う〜と悩んで、渋っていたEclipseのNewsを購読することとする。
でも、約1万のドキュメントだよ。これを全部読むことは正直厳しいなぁ。
検索で絞りながらそれらしい記事を探す。すると...
2006/01/17の[How to see global variables?]でkowaldの質問にMikhailが答えている。
>Did you set the right binary parser?
バイナリパーサは正しいのを使っているかい?
あはは、すごく短い言葉だけどこれで十分だね。
すぐさま「プロジェクトのプロパティ」の「バイナリ・パーサ」の項を見ると「Windows PEパーサ」の下に「cygwin PEパーサ」がある。
記憶が正しければVCなどで作るWindowsのEXEもCygwinのEXEもCOFF形式のバイナリのはずだ。(Linuxなどはelfだね)
もしかしたら、同じCOFF形式のため、デバッガが混乱しているのかもしれない。
正直、デバックレベルg3でストリップしていないのにmapファイルを使用するのもバカな話だよねぇ。
気を取り直そう。今日の恥は明日への一歩だ(^_^;;
まず、順番を変更して、「cygwin PEパーサ」を一番上に。
おお。キタキタ。グローバル変数が取得可能に。
これで一安心だなぁ。
「右に同じ」でいいじゃない。
駄文にゅうすさんのところの2006/03/24の記事からオリジナリティに関することについてまとめがあった。
そのいくつかを見て思ったのだけれど、みんな「右に同じ」という情報のコピーについて過敏になりすぎていないだろうか?
takoponsの意味 - 自分の意見を述べることでは「右に同じ」とコピーを繰り返すことについて違和感を感じているようだ。
けれど、この違和感はブログに対して一定のこだわりを持つ人だからと考えられる。
多くの人たちにとっては「ブログをやっていること」は、ある種のステイタスであり、それ以上の価値を持たないと思う。
「右に同じ」というスタイルは、破綻することが少ない。必要以上に炎上する可能性を避ける上では合理的だろう。
多くの人は、オリジナリティー云々を心のそこから求めているとは思えない。
それは、オリジナリティーを維持し続けることは大変労力がいることに関係していると思う。
一日の時間は限られている。何か特別なことをやろうとすると、何か別のことはおざなりになってしまう。それに比べれば「右に同じ」は労力は殆どかからない。
つまり、「右に同じ」は非常にローリスクで低コストの良い戦略と考えられる。
実際に過去の研究を見ていると、コミュニケーションの多くはコピーが前提で、世界観が同じであることを確認することに重点が置かれる。
逆に弁証法のように価値のある反対意見を述べるコミュニケーションは非常に少ない。
ネットの著名性が反対意見を増やすという話があったけれど、総数が増えただけで多くは「反対のコピー」でしかない。
結局のところインターネットが普及することで情報の総トラフィックは増加したけれど、心の中に保存するべき情報はそれほど増えていない。
これは、社会人学生として、大学で学んだ情報が、ネットよりはるかに良かった経験から。
特に、多くのネット上で起きる論議の多くが、18-20世紀の哲学や社会学で論議済みであることは非常に参考になった。
一日の時間は限られている。何か特別なことをやろうとすると、何か別のことはおざなりになってしまう。
でも、おざなりとはいえある程度のレベルが必要なことがある。
それには「右に同じ」の意見に合わせるのが一番安全だ。それもこれも、特別なことを成し遂げるためだ。
なんだ。結局、どこかで「右に同じ」をやらざるおえないじゃないか。
[追記]
もちろん、「やりたい特別なこと」が人によって違うから、いろいろなパターンがあると思いますよ。
6
本当は、CDTでMicrosoft Visual C++ Toolkit 2003を使用する説明をしようかと思っていたのだけど、思いつきでDDK の利用方法について書くことにしました。
だって、Toolkitは Mobilefish.com - A tutorial about Eclipse. Setup Eclipse as IDE for Microsoft Visual C++ Toolkit 2003. Includes examples.にやり方かいてあるし、それほど難しくないからね。
さて、今回試すDDKとは、M$のデバイスドライバ開発キットのことで、4年ほど前から有償で配られるようになったもの。CDで$25もするんだ。
そんなお金がかかるものは使えないだって?ご安心召されい、とある筋からwindows vista 向けの新しいドライバのフレームワークhttp://www.microsoft.com/japan/whdc/driver/wdf/default.mspx(今のところ無償)から取得できるKMDF 1.0にバンドルされているとの情報を手に入れたんですよ。こいつをGetすればいいんですよ。
はい、まずはそいつをインストール。今度は、テスト用にサンプルドライバのソースがほしいところ。Kernel-mode extensions â«¿から一番シンプルなものをGet。テストは、簡単なものでやらないとね。
さーって、コンパイルでもしますか!・・・あれ?buildが上手くいかない。
先ほどの、Mobilefish.com - A tutorial about Eclipse. Setup Eclipse as IDE for Microsoft Visual C++ Toolkit 2003. Includes examples.は、eclipse/CDT@winの標準環境であるcygwinのmake.exeでコンパイルするのだけど、こちらはDDKのbuild.exeを使うのだよ。でも、それだけのはずなのになぁ・・・・
最初は環境変数はeclipseのプロパティーをいじっていたのだけれど、どうもヘッダーやリンクパスが見つけられなかったりして危険な香りがする。頭の片隅にEclipseのバグDBに「パスをちゃんと見ろよ!」とか言うバグもあったような記憶もあるしねぇ・・・
仕方ないので、make.batなるファイルを作って、その中に、DDKについてきている環境設定用のsetenv.batを突っ込むことに。
@echo off
REM --------------------------------------------------------------
echo "set env"
call c:\WINDDK\3790.1830\bin\setenv.bat c:\WINDDK\3790.1830 chk wxp
c:
cd C:\eclipse\source\testdriver
echo "compile link"
c:\WINDDK\3790.1830\bin\x86\build.exe
REM -------------------------------------------------------------
とすると、安全にコンパイルリンクできました。
あと、パスをちゃんとソースのパスにしましょう。例だとC:\eclipse\source\testdriverだよ。そうしないと、DDKはサンプルコードをコンパイルしだします。おそらく開始ディレクトリがおかしいんだろうな。eclipse側の設定値を変える事で対応できるのだろうけど、それはそのうちということで今回はここまで。
さて、ここまで分かったらいろいろと世界が広がるな。う〜ん。たのしみ。
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eclipsewiki - InstallingCDTWithMSVisualC
http://eclipsewiki.editme.com/InstallingCDTWithMSVisualC
にもEclipse/CDT+VCtoolkitの話があるよ(追記)